できるだけ早く歯医者に診てもらう
虫歯がなくても、普段からフッ素塗布などで慣れていると、いざ治療になってもスムーズに行うことができます。
歯医者に対する先入観を与えない
日ごろから「ちゃんと歯磨きしないと歯医者で歯を削られるよ」など、怖がらせる様な表現は、極力しないでください。「歯医者は怖い!」というイメージが刷り込まれてしまうと、なかなか払拭できず、治療になってからいくら「大丈夫」と言っても信じてもらえなくなってしまいます。
お子さんと治療内容の約束をしない
来院する際「今日は何もしないよ」「けずらないよ」と言って連れてきて、実際治療してしまうと、ウソをついたことになり、不信感を抱く様になります。また、「お買い物行こう」と言って連れてきても、余計に怖がらせることになり、お子さんを傷つけることになりかねません。すると何を言っても信じてもらえず、治療どころではなくなってしまいます。前もって「歯を強くしてもらおうね」「虫歯菌をやっつけてもらおうね」など、わかりやすい言葉で素直に伝えることが大切です。
頑張ったことを褒めてあげる
お子さんが治療できたこと、頑張ったことに対して、必ず褒めてあげてください。泣いてしまったとしても「怖かったけどよく頑張ったね」等、少し大げさなくらいでも、繰り返し褒めてあげてください。すると、次の治療ではもっと頑張ってくれるでしょう。
小児歯科では、ご両親、ご家族が皆で褒めてあげることが成功のカギです。めいっぱい褒めてあげることは、頑張ったことへの自信と、次も頑張るという意欲につながり、お子さんの精神的な成長を促します。